2013年03月15日

春濁りとは?    スタッフ大庭

皆さんこんにちは!!
今日は海が無く1日中、お店番です!!お店に遊びに来て下さい♪

先日のツアー報告でも載せましたが、伊豆半島は本格的な春にごりに入りました。
今日はその春にごりについてお話させて頂きます。

何で春は海が濁るの?と良くお客様に聞かれますが、

1番の原因はプランクトンの増殖です。
冬の間、毎日の様に北西風が強く吹きます。その影響で海はかき混ぜられ上層の水と栄養塩類が多い下層の水が混ざります。
(冬は水面の温度が下がるので深場の冷たい水との密度に差が無くなり混ざりやすくなります)春になると水面から水温の上昇が始まります。この水温の上昇と冬の間に混ざり合った栄養塩類が多い水で植物性プランクトンが増殖します。これが春濁りの原因だと言われています。さらに水温上昇に伴って冬に育った海藻類が溶けだします。それが2つ目の原因です。

この春にごりは1ヶ月~2ヶ月くらい続くのでしょうか?毎年、違うので何とも言えませんね。
4月の中旬には透明度が20Mに復活してる年もあれば5月になっても・・・・という年もあります。
でも魚たちにとってはとても重要で植物性プランクトンが増えてそれを餌に動物性プランクトンが増えてそれを餌に小魚や稚魚たちが生き延びる事ができます。
考えてもどうにもならないのでその時の海で楽しみ方を見つけましょう♪

さあ皆さん!!春の海に潜りましょう!!ダンゴウオ、キアンコウ、ウミウシ類、、カエルアンコウの赤ちゃんなどなど
見所満載ですよ~。
春濁りとは?    スタッフ大庭



Posted by ダイビングショップ ブルーコーナー at 12:27│Comments(0)
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